
鏡を見た時、以前よりフェイスラインが重く、目元やほうれい線の周りが深く見えると感じる方がいます。ホームケアを続けても変化がゆっくりだと、施術を考えるようになりますが、このような時、韓方では顔の巡りと筋肉の状態を併せて確認する童顔鍼、整顔鍼(チョンアンチム)を選択肢としてお話しできます。私はまず皮膚だけを見るのではなく、睡眠、疲労、消化、むくみ、あごや首の緊張まで併せて確認します。
童顔鍼は何を目標にしますか
童顔鍼は、顔と頭・首周りの主な経穴に鍼で刺激を与え、気血の巡りを助ける治療です。真皮層と筋肉層に軽い刺激を与えながら、皮膚のハリ、顔色、むくみ、フェイスラインの管理に役立つことがあります。体内に特定の物質を注入する方法ではないため、自然な変化を好む方からの相談が多いです。
しわだけを見る施術ではありません
顔がたるんで見える理由は、皮膚のハリ低下だけではありません。顎関節の周囲やこめかみ、首の筋肉が過度に緊張すると、顔の左右差や重い印象が目立つことがあり、巡りが落ちるとむくみが長く残ることもあります。童顔鍼はこのような要素を併せて見ながら、こわばった部位はゆるめ、弱い部位は回復を助ける方向で計画します。
施術前に確認すべき部分
鍼施術後には、一時的な赤み、だるい痛み、内出血、腫れが生じることがあります。大切な予定がある場合は余裕をもって計画するとよく、皮膚炎・傷・感染がある部位はまず状態を確認する必要があります。抗凝固薬や血栓関連の薬を服用中の方は自己判断で中止せず、服用していることを診療時に必ずお知らせください。
このような場合は相談をおすすめします
- 顔のむくみが毎朝強く、長く続く時
- ほうれい線・目元・フェイスラインのハリ低下が気になる時
- 表情筋の緊張、歯を食いしばる癖、あご周りのこわばりが併せてある時
- 左右のフェイスラインの差が大きく見える、または片側の筋肉だけがこる感じがある時
- 皮膚が敏感、または内出血しやすく、施術前に安全確認が必要な時
施術後の生活管理も大切です
- 施術当日は、過度な飲酒、サウナ、激しい運動を避けます。
- 顔を強くこするマッサージや刺激の強いピーリングは、しばらく控えるとよいでしょう。
- 睡眠不足や塩分の多い食事はむくみを悪化させることがあるため調整します。
- 首・肩の緊張が強い場合は、ストレッチと姿勢矯正も併せて管理します。
童顔鍼は同じ施術名であっても、顔型、皮膚の厚さ、筋肉の緊張、むくみの状態によってアプローチが異なります。早い変化だけを期待するより、現在顔が変わって見える原因を落ち着いて確認し、身体の状態に合った計画を立てることが、安全なケアの始まりです。気になる点があれば、診療を通じてご自身に合った方法を相談してみることをおすすめします。
